コワーキングスペースのドロップインとは?利用方法を解説!
皆さんはコワーキングスペースの「ドロップイン」というサービスが、どのようなサービスなのか知っていますか?サービスとしてあるのは知っているけど具体的には知らないという人もいるのではないでしょうか。
今回は、コワーキングスペースにおける「ドロップイン」とは、どのようなサービスなのか、相場感やメリット・デメリットについて紹介します。
ドロップインを利用してお得にコワーキングスペースを利用してみましょう!
ドロップインとは?
ドロップインとは、英語で「Drop In」と書き、訳すと「約束もなくひょっこり訪れる」「ちょっと立ち寄る」といった意味があります。コワーキングスペースでも同じような意味合いで「予告なく訪れる、ちょっと立ち寄る」=「一時利用」を指して使われています。
コワーキングスペースでの料金体系は月額契約を主としますが、ドロップインは「1時間〇円」若しくは「1日〇円」といった感じで、時間単位か日単位で料金が発生する料金体系となっています。
つまりは、「使った分だけ都度料金を支払う」サービスのことを「ドロップイン」と呼びます。
「ドロップイン」という言葉はコワーキングスペース以外にも、ヨガなどの習い事教室でも使われていますが、意味合いは同じですので「都度料金を支払うシステムなんだな」と考えていただいて問題ありません。
ドロップインの相場は?
さて、ドロップインというのがどういったサービスか分かったところで、気になるのは、利用する際に発生する料金ですよね。付加されるサービスや立地など、そのコワーキングスペースによって料金は様々なので、コレと決まった料金はありませんが、ここでは「まぁだいたいこのくらいには収まるかな」といった相場感を紹介します。
ドロップインの相場感は、以下のようになります。
- 時間単位利用:300円~600円/時間
- 日単位利用:1,500円~2,000円/日
コワーキングスペースを個人で月額契約する場合、だいたい10,000円前後ですので、一番高く考えても、ひと月16時間以下もしくは、4日以下の利用だと、ドロップイン利用の方がお得になります。
ドロップインのメリット・デメリット
ここでは、ドロップインのメリット・デメリットを紹介します。
ドロップインのメリット
メリットは3つ
- 行ってすぐに利用を開始することができる
- 必要な時に必要分だけ利用することができる
- 複合機やWi-Fi、コンセントなど仕事に最適な環境が整っている
1.行ってすぐに利用を開始することができる
月額契約の場合、審査などを必要とする場合が多く、コワーキングスペースに行ってすぐ利用を開始することができないケースがあります。しかし、ドロップインであれば、必要最低限の手続きで、すぐにコワーキングスペースの利用を開始することができます。
2.必要な時に必要分だけ利用することができる
月額契約の場合、コワーキングスペースへ行っても行かなくても同じだけの料金が毎月発生します。対してドロップインは必要な時に必要な分だけ料金を払えば良いだけですので、利用する頻度を気にする必要がありません。
3.集中できる空間に各種設備など仕事に最適な環境が整っている
コワーキングスペースは、仕事をするのに特化した施設ですので、作業に集中しやすいように様々な工夫がされています。また、複合機やWi-Fi、コンセントなどの各種設備も整っています。
そんな仕事に最適な空間を、気軽に安価に利用することができるのもドロップインのメリットの1つです。
ドロップインのデメリット
デメリットは3つ
- 席が空いていないと利用できない
- サービスが制限される場合がある
- 利用頻度によっては月額契約の方がお得になる
1.席が空いていないと利用できない
月額契約では、固定席などのサービスが付いている場合があるのに対し、ドロップインではオープンスペースの席のみ利用可能な場合がほとんどです。そのため、混んでいる時間帯などで席が空いていない場合は、ドロップインの利用ができないことがあります。
2.サービスが制限される場合がある
月額契約では、サービスに含まれているモノでも、ドロップインでは利用不可な場合があります。特に、コインロッカーの利用は月額契約のみ、若しくは別途料金を支払って利用可能になっているケースがほとんどです。
コワーキングスペースによって制限されるサービスは様々ですので、利用したいサービスがある場合は、ドロップインでも利用できるのか直接確認することをおすすめします。
3.利用頻度によっては月額契約の方がお得になる
こちらは、ドロップインの相場の項でも紹介しましたが、だいたいひと月17時間以上もしくは、5日以上利用する場合は月額契約の方がお得になる傾向にあります。
そのため、頻繁にコワーキングスペースを利用したいという人は、利用頻度によってドロップインか月額契約を選択するようにしましょう。
「一時利用」の名前の通り、短期間で一時的にコワーキングスペースを使いたい場合はドロップインが適しています。長期間での利用を考えている場合は、月額契約が適していますね。
ドロップインの利用はどんな人におすすめ?
さて、ここまでドロップインの相場やメリット、デメリットについて紹介してきました。では、ドロップインはどのような人が利用するのに適しているのでしょうか。
この項では、ドロップインの利用がおすすめなのはどんな人なのか、紹介します。
ドロップインの利用がおすすめな人は以下のような人です。
- お試しでコワーキングスペースを利用してみたい人
- 出張先や外回りの合間でちょっとした仕事をしたい人
- 学生
1.お試しでコワーキングスペースを利用してみたい人
コワーキングスペースを利用してみたいけど、自分に合っているかわからないからいきなり月額契約はちょっと・・・
という人には、ドロップインでの利用がおすすめです。利用できるサービスが制限されることもありますが、コワーキングスペースの基本的なサービスや雰囲気を体験することはできます。
また、サービスが制限されることで、逆に月額契約した際にどれだけ便利になるのかということも想定できますので、月額利用の要否を判断する良い材料になります。
このように、お試し感覚でコワーキングスペースを体験したい人にドロップインはおすすめです。
2.出張先や外回りの合間でちょっとした仕事をしたい人
出張先や外回りの合間に、メールの確認や事務処理などをやっておきたいという人も多いのではないでしょうか。そんな時、必要になるのがネット環境です。
最近では、スマートフォンのテザリング機能などにより、外でもネットに繋ぐことができますが、容量の大きいデータのやり取りには向いていなかったり、スマートフォンのギガを消費してしまうなどストレスとなることが多々あります。
しかし、コワーキングスペースであれば、高速回線のネット環境を利用できますので、ストレスなくちょっとした仕事をすることができます。
1時間~2時間程度のドロップイン利用であれば数百円で利用できますので、ちょっとした仕事をしたい人には、ドロップイン利用がおすすめです。
3.学生
コワーキングスペースは「仕事をする場所」というイメージが強いかもしれませんが、勉強をしても問題ありません。コワーキングスペースは「集中できる環境」が整っていますので、勉強にももってこいの場所です。
「学校終わりに1時間集中して勉強」というような使い方をすれば、相場の項で紹介した月16時間以下の利用でも、月の半分を自習室としてお得に使えますので、学生の人にもドロップイン利用はおすすめです。
ドロップインはお試しや一時しのぎの場所として使われることが多いですね。また、1回の利用料金が比較的安価ですので、学生でも気軽に使うことができます。
コワーキングスペースでドロップインを利用しよう!
いかがだったでしょうか。今回はコワーキングスペースでのドロップインとは何か、相場感やメリット・デメリットについて紹介しました。
コワーキングスペースの利用を考えているけど、まずは試しで利用してみたい人、合間の時間でちょっとした仕事をしたい人、落ち着いた空間で集中して勉強をしたい学生の人にドロップインはおすすめのサービスとなります。
和歌山市のコワーキングスペースSouneCoworkingでは、1時間440円から、1日1,650円でドロップインを利用することができます。また、学生向けにお得なプランもご用意していますので、社会人・学生問わずご利用いただきやすい料金設定となっています。
和歌山市でコワーキングスペースをお探しの方は、ぜひこちらから気軽にお問い合わせください。