動画編集者になるための適性診断とスキルアップ方法!
YouTubeやSNS等で流れてくる面白くて興味を引く数々の動画は、動画編集者によって作成されています。動画編集は、クリエイティブな発想と編集スキルの組み合わせであり、メディアを観る多くの人々に対して魅力的なコンテンツを提供するための手段です。
しかし、動画編集者になるためにはどのような特徴・特性があり、どのようなスキルが必要なのでしょうか。この記事では、未経験者からプロの動画編集者まで、成功するためのポイントを探ります。
スマートフォンの普及から、動画広告の市場は年々伸びています。競合の多い業界であるためライバルは多いですが、需要も多いため挑戦してみてはどうでしょうか。
動画編集の需要について
動画視聴の現状とは
総務省の資料「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」内の項目「インターネットの利用項目別の利用時間と行為者率」を見ると、全年代において「動画投稿・共有サービスを見る」が最長であることがわかります。
さらにオンデマンド型(ようつべ等が該当するユーザーがリクエストしたタイミングでサービスが提供される方式)の動画共有サービスの全年代利用率をみると、平成25年は52.8%だった利用率が、令和4年では88.5%まで伸びていることがわかります。老若男女問わず、動画視聴の機会は増えてきている=動画の需要が増えてきていると言えるでしょう。
動画編集者に求められる特徴と適性
クリエイティビティと想像力
動画編集はアートとメディアの融合です。自分の中にある、クリエイティブで革新的なアイデアを形にする能力が求められます。映画や音楽といった芸術に造詣が深い人は、より人を楽しませる動画を作成することができるでしょう。
また、視覚的に魅力があるエフェクトや、場に応じた音楽・効果音といった演出、さらには撮影された動画をどのように組み合わせてストーリーを構成するか、といったセンスや想像力も必要です。自分の中にある感覚をうまくアウトプットできる方は一度挑戦してみても良いかもしれません。
動画編集スキル
動画のカット、エフェクトの追加、音声調整、色調の統一など、最低限必要なスキルについて習得していないと何も作成することができません。案件によってはより高度なスキルが求められることもありますが、未経験の方はまず基本的な編集技術を習得するところから始めましょう。
また一概に動画編集といっても、ソフトウェアによって出来る事が違います。Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトウェアの使い方をマスターすることが必要です。最低限の機能が搭載された無料のソフトウェアもありますが、本格的にするのであればしっかりとしたソフトウェアを使うことも視野に入れて、自分のレベルや仕事の規模に合ったソフトウェアを探してみましょう。
地道で細かな作業ができる
動画編集の仕事は、地道な作業がほとんどと言ってもよい仕事です。10分の動画を作成するために数日掛かってしまうこともあり、パソコンと向き合う作業が大半であるため、地道にコツコツ進める作業が得意な方でないと大きなストレスが掛かってしまう場合があります。
また字幕や音声などの細部調整については「視聴者が見やすくなるように」という一点だけのためにコンマ数秒の変更を行う場合もあります。細かな違いについて比較しより良い成果物を作成するためには強い集中力が必要となります。全体的に言えるのは「1人で黙々と作業をするのが得意な人」は「適性あり」かもしれませんね。
動画編集を仕事にするためには
スキルアップする
動画編集者は年々増えているのが現状ですが、そんな中で仕事を取るために必要なのは「スキル」です。前項で挙げた動画編集スキルはあくまで「最低限」であり、サムネイルを作成したりトランジションを適切に使用したり切り抜き合成を行ったり…動画編集におけるスキルは数多くあります。クライアントのあらゆるニーズに対応できるよう、スキルを身につけましょう。
また、スキルをアップデートすることも大切な事項です。動画編集に関わらず、ソフトウェアや仕事のやり方は時代によって異なります。5年前に習得した最新の技術であっても、自分の知らない間に更に便利なソフトウェアが出ていて、今のやり方では結果的に非効率な作業となってしまった…そういったことを回避するためにも、今より最適な手段を見つけ出し、自分のスキルをアップデートすることを心掛けてみましょう。
クラウドソーシングで副業に挑戦する
ある程度動画編集について学んだあとは、クラウドソーシング等の受発注サービスを利用して、クラウドソーシングで仕事を開始してみましょう。理由として、クラウドソーシングの中には「初心者でもOK」の案件があるため、未経験者がスタートを切るのに最適だからです。
おすすめのクラウドソーシングサイトとしては、業界の中でもユーザー数が多く、カテゴリも細分化されているため動画編集の案件を見つけやすいクラウドワークスや、自分で好きな料金設定をすることができ、出品だけでなく業務の公募も行われているココナラ、報酬支払において運営側が発注者から報酬を預かっておくため、受発注者間のトラブルが少ないランサーズなどがあります。自分にあったサービスを利用し、実績を重ねていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?動画編集者になるためには、「クリエイティブな発想と編集スキル」が必要不可欠です。また、Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトウェアの使い方をマスターすることも求められます。そして忘れてはいけないのが、スキルを常にアップデートし、最新の技術やソフトウェアを学び、実績を積み重ねていくことが大切です。動画編集の需要は年々増えており、競争は激しいですが、それだけチャンスも多いと言えます。ぜひ挑戦してみてください。
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