学生でもコワーキングスペースを利用できる?
コワーキングスペースとは、個室のレンタルオフィスなどと異なり、共用のオープンスペースで仕事をすることができる場所です。Wi-Fiなど仕事をするのに必要な環境が整っており、起業家やフリーランス、テレワークをする会社員などが多く利用しています。
自由な働き方をする人が増えた影響もあり、耳にする機会も増えているコワーキングスペースですが、誰でも利用できるのかどうか分からないという人も多いのではないでしょうか。特に学生の場合、社会人でないと利用できないのかどうかは気になるところでしょう。
結論から述べると、コワーキングスペースは学生でも利用することができます。この記事では、学生がコワーキングスペースを利用するメリットやデメリット、コワーキングスペースの選び方について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
学生がコワーキングスペースを利用するメリット
集中できる環境がある
自宅で勉強しようと思っても、怠けてしまったり、ついマンガやテレビなどの誘惑に負けてしまうという人も多いのではないでしょうか。実家暮らしの人であれば、家族がいて集中できないということもあるでしょう。
カフェで勉強する人も多いかもしれませんが、周りは勉強や仕事をしている人ばかりではないので、騒がしく感じることも少なくありません。しかしコワーキングスペースであれば、周りは勉強や仕事をするために利用する人ばかりです。そのため、静かで集中できるのはもちろん、モチベーションアップの効果も期待できます。
設備が整っている
コワーキングスペースには、コピー機を始め仕事や勉強に役立つさまざまな備品が取り揃えられています。そのため、わざわざ自分で備品を用意したり、コンビニに足を運んだりすることなく、コワーキングスペース内だけで必要な作業を完結することが可能です。
長時間利用が可能
カフェの場合、混雑時は2時間制などの制限を設けている店舗もあります。そのような制限がなかったとしても、店員の目が気になったり、追加注文をしないと申し訳ない気持ちになったりして、結果的に長時間の利用が難しいということも少なくありません。
コワーキングスペースであれば、仕事や勉強をするための場所として提供されているため、周りの目を気にすることなく長時間利用することが可能です。月額制のプランであればどれだけ長時間利用しても料金は一定なので、無駄な出費が増える心配もありません。
グループでも利用できる
ゼミのグループ発表など、複数人で作業できる場を求めている学生もいるかもしれません。しかしカフェなどでは5人以上の席を確保するのが難しいケースも多いでしょう。
コワーキングスペースなら、会議室が用意されているところもあるため、グループでの利用にもおすすめです。なお、会議室を利用するためには予約が必要な場合もあるため、利用方法についてはあらかじめ確認しておくようにしましょう。
カフェよりも安い
カフェはドリンク1杯だけでも数百円かかります。そのため、頻繁に利用すればそれなりの費用がかかってしまうでしょう。コワーキングスペースの場合、月額料金が決まっていたり、フリードリンクが用意されていたりするところもあるため、結果的にカフェを利用するよりも安く済むケースが多いと言えます。
出会いが増える
コワーキングスペースは、会社員や起業家、フリーランスなど多種多様な職種の人が利用しています。ほかの利用者と交流できるコワーキングスペースもあるため、仕事につながる人脈をつくることも可能です。
学生がコワーキングスペースを利用するデメリット
料金がかかる
カフェなどに比べれば安く済むコワーキングスペースですが、自宅や図書館とは異なり料金がかかることはデメリットと言えるかもしれません。初めから月額プランを契約するのではなく、「ドロップイン」と呼ばれる1日利用や時間利用のプランで試してみるとよいでしょう。
図書館のような静かさはない
コワーキングスペースはカフェほど騒がしくないものの、オープンスペースで軽いミーティングを行う人もおり、利用者同士の会話が聞こえてくる環境です。そのため、完全な静寂さを求めている人は、図書館や自宅を利用したほうが集中できるかもしれません。
コワーキングスペースの選び方
学割や学生向けの料金プランがあるか
料金はコワーキングスペースごとに幅広いので、無理なく支払える範囲かを十分に検討しましょう。学割や学生向けの料金プランがあるコワーキングスペースならばお得に利用できるのはもちろん、学生の利用を歓迎している可能性が高いため、ぜひチェックしておきたいポイントと言えるでしょう。
学校や自宅からのアクセスが良いか
学校や自宅からのアクセスが良ければ、帰宅前などに気軽に立ち寄ることができます。逆に学校や自宅から遠いところにあるコワーキングスペースを選んでしまうと、足を運ぶこと自体が面倒になってしまい、せっかく契約しても最大限活用することができない可能性もあります。
利用目的に合っているか
たとえばコピー機を頻繁に利用する人の場合、コピー機が完備されているかは最低限チェックしておかなければなりません。静かに勉強したいと思っている人であれば、利用者同士の交流が盛んに行われるコワーキングスペースよりも、集中して仕事や勉強をしている利用者が多いところのほうが向いているでしょう。
使いたい設備が整っているかどうかやコワーキングスペース内の雰囲気については、公式サイトを確認したり、見学やドロップインを利用したりして、求める環境や利用目的と合っているところを選びましょう。
まとめ
コワーキングスペースを利用したことがない人であれば、自分も利用できるのだろうかと不安に思うかもしれません。特に学生の場合、社会人に混ざって利用することにハードルの高さを感じてしまう人も少なくないでしょう。
しかしこれまでご紹介した通り、コワーキングスペースは学生でも利用することができます。カフェなどで勉強する場合と比べて多くのメリットがあるため、ぜひ検討してみるとよいでしょう。
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