BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. お役立ち情報
  4. 【2023春】うめきた駅開業によって大阪から和歌山へのアクセスはどう変わる?【特急くろしお】

【2023春】うめきた駅開業によって大阪から和歌山へのアクセスはどう変わる?【特急くろしお】

大阪から和歌山へのアクセスが、もっと便利に変わります。

コロナ禍前からずっと工事が続けられている、大阪駅北西部にある広々としたエリア。一体何が出来上がるのか、気になりませんか?実はここ、新しく「うめきた駅(仮称)」という地下駅と、駅ビルが建設されているようです。

様々な路線が乗り入れており、非常に複雑な大阪・梅田駅周辺。和歌山から通勤や通学で利用している方の中には、「乗り換えが不便になるのではないか」など、新駅の誕生を不安に感じる方もいるかもしれませんね。

この記事では、西日本最大のターミナルである大阪・梅田に、「うめきた駅」が新設されることによって、和歌山との往来がどのように変化するのかをまとめました。

目次 [ひらく ▼]

うめきた駅、新規開業

画像参照:JR西日本公式サイト

「うめきた駅」は、JR大阪駅北西エリアで進められている再開発計画により建設が進められている地下駅です。地上には「みどりとイノベーションの融合拠点」となる「うめきた2期エリア」として、新駅ビルも建設されています。

東京などほかの都市部と比較すると、緑化という観点で後れをとっている大阪市ですが、今回の再開発では「みどり」を主体とした街づくりが計画されており、大阪市北区がより自然豊かで調和のとれた街並みになることが期待されています。

うめきた駅は2023年春、地上の駅ビルは2025年に開業予定と、同年に開催される大阪万博を前に、大阪市内の交通網の整備が加速しているようです。人口275万人以上、政令指定都市の中でトップの人口密度を誇る大阪市。新駅の誕生により、さらなる発展を遂げることができるのか、注目したいところです。

大阪から和歌山へ。相互のアクセス事情

和歌山市に住む筆者は、難波駅までは電車で1時間程度なのでよく遊びにいきますが、大阪駅(梅田)は乗り換えをしないといけないので少し不便に感じています。

ご存じの通り、和歌山市には2つの主要駅である「和歌山市駅」「和歌山駅」が存在します。それぞれの駅から「大阪駅」までのアクセス方法はどのようなものとなっているのでしょうか。比較してみました。

まず和歌山市駅からは南海本線で難波駅まで約1時間。その後は御堂筋線に乗り換えて、20分ほどで大阪駅に到着します。

次に和歌山駅からは、阪和線と大阪環状線を通り大阪駅まで一本でいく便があります。乗り換えは必要ありませんが、所要時間は約1時間半となっています。

画像引用:JRおでかけネット

また和歌山駅からは上記画像の通りに停車する「特急くろしお」がありますが、停車駅は「新大阪」のため、川を挟んだ大阪駅に到着するためには乗り換えをする必要があります。

以上のことから、和歌山市内から大阪駅までのアクセスは、決してお手軽とは言えないのが現状です。しかし下の画像の通り、新設される「うめきた駅」には「特急くろしお」「特急はるか」が停車する予定となっています。

画像参照:JR西日本公式サイト

これによって、和歌山市内から大阪駅の最低所要時間が「57分」となり、今まで以上に和歌山と大阪との距離感が近くなります。アクセスが良好になることで、通勤や通学が便利になることはもちろん、関西を訪れる観光客へのメリットも大きく、和歌山へのさらなる活気も期待できそうですね。

万博後は、なにわ筋線

うめきた駅が完全開業し、大阪万博が閉幕した後も大阪駅付近の開発は続きます。2031年には、「なにわ筋線」が開業する予定です。

大阪の二大繁華街である「キタ」と「ミナミ」。2023年現在では、御堂筋線や環状線を使用し、それぞれ各停の電車で往来する必要がありました。

画像参照:JR西日本公式サイト

しかし上の画像の通り、新設される「なにわ筋線」はJRと南海が共同で営業を行う区間を設けており、停車するのは「中之島」と「西本町」のみのため、従来よりもスムーズかつスピーディな往来が可能となります。さらに将来的には、南海本線と大阪駅を繋げる計画もあるそうです。

計画が進んで南海本線と直結することになれば、「和歌山駅」だけではなく「和歌山市駅」からも「大阪駅」へ一本でいけるようになるんですね!

まとめ

画像参照:JR西日本公式サイト

「うめきた駅」や「なにわ筋線」を含めた、「大阪市の北側に街を作る開発計画」については1980年代に始まったと言われていますが、国鉄改革やバブル崩壊により計画は頓挫していました。しかしながら2004年より協議会が設立され「うめきたまちづくり推進機構」が発足。さらにそこから19年という長い月日を経て、この春にうめきたエリアが一部開業されることとなります。

今後も開発が続く大阪・梅田は、関西における経済圏の頂点といっても過言でもありません。そんな大阪へのアクセスが良くなることで、和歌山市を含む沿線沿いの街は、より一層ベッドタウンとしての需要が高まっていくのではないでしょうか。

和歌山市から大阪へのアクセスが良くなるということは、当然大阪から和歌山市へのアクセスが良くなるということでもありますよね。当ブログでは、和歌山市のグルメやおすすめスポットなどについても紹介しているので、和歌山市にお住まいの方はもちろん、これから和歌山市を訪れてみたいという方もぜひ目を通してみてください。

あわせて読みたい
あわせて読みたい
あわせて読みたい

2023年は和歌山市コワーキングスペース「Soune Coworking」の営業も始まる予定です。今年度もぜひ、Soune Coworkingを宜しくお願い致します。

\ LINEでもお問い合わせいただけます /
LINEでお問い合わせ

関連記事

Instagram

インスタグラム
instagram