【JDNA】デジタルノマド協会とは?活動や取り組みを紹介
みなさんは、「デジタルノマド協会」というコミュニティを知っていますか?
今ヨーロッパやアジアを中心に注目を集めているデジタルノマドですが、残念ながら日本ではあまり「デジタルノマド」という働き方が浸透していません。
デジタルノマド協会はそんな、今世界でもホットな「デジタルノマド」という働き方の日本での認知拡大や理解の推進を目指すコミュニティです。
今回は、そんな「デジタルノマド協会」について解説します。
デジタルノマドとは?
そもそも、デジタルノマドとはどのような働き方なのでしょうか。
デジタルノマドとは、「IT技術を駆使して、働く場所に縛られず、世界各国を旅しながら働く」働き方です。
そのため、デジタルノマドは、ITエンジニアやWebデザイナー、ライターなど端末とインターネット環境があればできる仕事をされている方に多く見られます。
また、近年、ヨーロッパやアジアを中心にデジタルノマドを対象としたビザを発行している国も増えており、世界各国のデジタルノマドが様々な国で仕事をしています。
日本でも2024年4月から「デジタルノマドビザ」というデジタルノマドを対象としたビザの受付が開始し、これから、日本でもデジタルノマドへ向けた施策やサービスが活発になることが予想されます。
デジタルノマドビザについては、以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひ一緒に読んでみてください。
デジタルノマド協会とは?
デジタルノマド協会は「一般社団法人 日本デジタルノマド協会」(Japan Digital Nopmad Association)が運営する、デジタルノマドの国内受入環境の整備やデジタルノマドに関する情報発信等を通して、日本におけるデジタルノマドの認知拡大と理解の推進を目指す会員制のオンラインコミュニティです。
公式サイト:デジタルノマド協会
デジタルノマド協会の活動には以下のような活動があります。
デジタルノマドに関する勉強会やイベントの開催
デジタルノマドの認知拡大・理解の推進や環境整備に関しての勉強会やイベントを定期的に開催。また、年に一度「日本デジタルノマドサミット」と呼ばれる国際ビジネスカンファレンスを実施し、国内外のデジタルノマドとの情報交換・交流の場を提供しています。
デジタルノマドに関する情報の取りまとめ
デジタルノマドに関連するサービスを提供する事業者や、デジタルノマドを受け入れる政府や地方自治体に向け「デジタルノマド白書」の発行を行っています。
デジタルノマド受入環境の整備や誘致に関するコンサルティング
宿泊事業者や旅行会社、地方自治体に向け、デジタルノマド受入環境整備のコンサルティングの実施。国内外からのデジタルノマド誘致や集客に対するアドバイス、支援を行っています。
協会の活動に関する情報発信
デジタルノマド協会の活動や、調査、お知らせ事項等を会員限定のメールマガジン等を通して、日本語・英語にて情報の発信を行っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はデジタルノマド協会について解説しました。デジタルノマド協会は、デジタルノマドの方にはもちろん、これからデジタルノマドの誘致を考えている宿泊施設や旅行会社、コワーキングスペース等の事業者にとっても有益な情報を交換できるコミュニティとなっています。
日本でのデジタルノマドビザ受付開始により、今後、日本にも世界各国のデジタルノマドが訪れるようになることでしょう。
海外のデジタルノマドによるインバウンド需要やコラボレーションなど、新たなビジネスを創出するため、デジタルノマド協会でデジタルノマドに関する理解を深めるのも良いのではないでしょうか。