【2024年決定版】テレワーク環境を作るのに必要最低限なモノとは?
新型コロナウイルスの流行から数年、日本でもテレワークを導入する企業がかなり増えてきました。
- いきなりテレワークと言われても何を用意すればいいのかわからない
- 転職、就職を考えている会社がテレワークを導入していて環境を整えないといけない
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、テレワークをする上で「必須のアイテム」と「あると良いアイテム」に分けてご紹介していきます。
テレワークの環境作りで悩んでいる方は是非、ご参考にしてください。
それでは、見ていきましょう
テレワークで必須のアイテム
さて、まずは最低限揃えなければならない「テレワークで必須のアイテム」を紹介します。
必須アイテムは以下の5つです。
- インターネット環境
- PC(パソコン)
- イヤホン・ヘッドホン
- Webカメラ
- マイク
1.インターネット環境
まず1つ目は「インターネット環境」です。
テレワークでは基本的に会議やチームメンバーとのやり取りはインターネットを介して行われます。
会社によってはインターネットを通してリモートで会社のPCを操作するといったパターンもあるため、インターネット回線は必ず必要となってきます。
最近では、スマートフォンの普及により「テザリング」というスマートフォンを介してパソコンをインターネットに繋げるサービスが標準で搭載されていたりしますが、この方法でのインターネットへの接続にはいわゆるスマホのギガを消費します。
チャットや文章だけのメールのやり取りであればこの「テザリング」でも問題ありませんが、Web会議や画像や映像を頻繁に送るようなメール等では大量のギガを消費してしまい、すぐに制限に達してしまいます。
そのため、回線事業者、プロバイダーと契約し安定したインターネット環境用意する必要があります。
2.PC(パソコン)
2つ目は「PC(パソコン)」です。
テレワークはPCが無ければ始まりません。インターネット環境よりも必須のアイテムです。
テレワークを導入している企業であれば、仕事用のPCを貸し出してくれる場合もありますので、購入の判断はお勤め先に確認してからで問題ないでしょう。
もし、PCの貸し出しが無い場合は自分で購入する必要があります。
テレワークで使うPCを用意するのであれば、取り回しがきくノート型のPCをおすすめします。
3.イヤホン・ヘッドホン
3つ目は「イヤホン・ヘッドホン」です。
テレワークでは会社とのやり取りはチャットか通話、会議はインターネットを介してのWeb会議が主です。
基本的にテレワークでは自宅での作業になるかと思いますが、自宅とは言え会社以外の人が聞いているかもしれない環境で会社に関する会話がだだ漏れになるのは良くありません。
そこで必要となるのがイヤホン・ヘッドホンです。
100均のモノでも使えることは使えますが断線等ですぐに壊れたり、音漏れが酷かったりと仕事で使うのにはあまりおすすめできません。
仕事用で使うのであれば家電量販店で売っている大体1,000円前後を目安に購入すると良いでしょう。
また、ヘッドホンの中にはマイクと一体になった「ヘッドセット」というタイプのヘッドホンもありますので、そちらを購入すればマイクの購入を省けます。
4.Webカメラ
4つ目は「Webカメラ」です。
Web会議ではWebカメラを使って参加者の姿を映しながら進めていくことが多いです。
その際、必要になってくるのがWebカメラです。
ノートPCであれば標準で付いているものもありますので、付いていれば購入する必要はありません。
※ノートパソコンの画面上部、中央付近に丸いレンズが付いていればそれがカメラです。
しかしながら、会社によってはノートPC内蔵カメラの使用を禁止している場合もあります。その際は別途Webカメラを購入する必要があります。
- Webカメラなんて買ったことないからどれを買えばいいかわからない
という方はAmazonでWebカメラと検索して出てきた2,000円ほどのものを購入すれば問題なくWeb会議で使えます。
※商品紹介ページで「接続方式」が「USB」となっているものが一番簡単に接続できておすすめです。
5.マイク
5つ目は「マイク」です。
マイクがないとWeb会議で話せませんのでこちらも必須です。
マイクはノートパソコン内蔵のものもありますが、あまり性能のいいものではないことが多々あります。(中にはノイズや雑音が酷いものもあります。)
また、イヤホンには通話で使えるマイクがついているタイプのものがありますが、通話で使えるものは携帯電話にのみ対応でPCには対応していないこともあります。
※イヤホン・ヘッドホンの項目で紹介した「ヘッドセット」タイプであれば問題なく使えます。
マイクも安いモノだと回りの音(クリック音や生活音)を拾いすぎたり、逆に音を拾ってくれなかったりするので、目安としては2,000円~3,000円のものを購入すると良いです。
中にはマイクに付いているボタンを押すだけでミュート(音を拾わない状態)をON/OFFできたりするものもありますので、お好みに合わせてご購入ください。
テレワークにあると良いアイテム
ここからは、揃えると作業効率が上がる「あると良いアイテム」を紹介します。
あると良いアイテムは以下の5つです。
- 机と椅子
- ディスプレイ
- キーボード、マウス
- プリンター
- フットレスト
1.机と椅子
1つ目は「机と椅子」です。
普段生活をする机と椅子でも良いですが、テレワークをする際に多い悩みが
- 普段生活する場所で仕事をするとオン/オフが切り替えられない
- 休みの日も気が休まらない
そのため、普段プライベートで使う机や椅子とは分けて仕事用を用意することでメリハリがつきやすくなります。
特に椅子は専用のモノを用意することをおすすめします。
テレワークは、その性質上どうしても椅子に長時間座って作業することが多くなります。
そんな時、クッション性がよく、リクライニングもできるオフィスチェアやゲーミングチェアがあれば長時間の座り仕事も快適に過ごすことができるからです。
テレワークにも使えるおすすめの椅子を紹介した記事もありますので、購入を検討される際はぜひ参考にしてください。
2.ディスプレイ
2つ目は「ディスプレイ」です。
会社支給のパソコンはノートPCやモバイルPCが多いです。
そのため、小さい画面で長時間作業することになり、視力低下やドライアイ、肩こりの原因にもなりますし、何よりも小さい画面で色々なファイルを開いて作業するのはかなりのストレスになります。
ディスプレイがあれば、ノートPCの画面を大きい画面へ出力することができます。
画面上の作業スペースも広がりますし、ディスプレイは目の高さに調整できるので楽な姿勢で作業をすることができます。
3.キーボード、マウス
3つ目は「キーボードとマウス」です。
ノートPCにはキーボードやタッチパッドが付いており、外付けのキーボード、マウスが無くとも操作することはできます。
しかし、画面と同じくキーボードやタッチパッドもパソコンの大きさに比例して小さくなるため、使い辛いと感じることがしばしばあります。
特にタッチパッドはキーボードを打つ際ちょうど手の平を置く位置にあり、文字を打っている際に触れてしまうとカーソルが変な位置に移動したりとかなりのストレスになります。
また、キーボードは小さくなると普通のキーボードには備え付けられているキーが一部なくなったり、こちらは普段パソコンを使う人ほどストレスになります。
そのため、安いモノでも大丈夫ですので普通サイズのキーボードと自分の手に合うマウスを揃えることをおすすめします。
4.プリンター
4つ目は「プリンター」です。
テレワークでも資料などを印刷する必要が出てくるかもしれません。
最近では事前に登録した書類をコンビニエンスストア等で印刷できるネットワークプリントなどのサービスもありますが、必要な時に都度コンビニに行くのは煩わしいですよね。
そんな時、家庭用のプリンターがあると便利です。最近ではケーブルでPCと繋がなくてもネットワークを通してワイヤレスで印刷できるプリンターもあります。
また、余裕があればプリンターではなく複合機にすると資料のスキャンもできるのでおすすめです。
5.フットレスト
5つ目は「フットレスト」です。
フットレストとは足を乗せる台のことです。新幹線などの足元に付いている台を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
椅子に座って作業をしていると足を曲げていることが多いかと思います。長時間足を曲げていると血行が悪くなり、足の浮腫みや最悪の場合エコノミークラス症候群になる可能性もあります。
フットレストがあれば血行の阻害も抑えられますし、何より足にかかる体重を台に逃がせるというのはかなり楽です。
まとめ
いかがだったでしょうか。最低限「必須アイテム」さえ揃えられればテレワークを実施するのに支障はないでしょう。
テレワークが導入されている会社へ就職・転職を考えている方、これからテレワークが始まる会社に勤めている方の参考になれば幸いです。
テレワーク環境が揃う場所「コワーキングスペース」
さて、ここまでテレワークに必須アイテム、あれば良いアイテムを紹介してきましたが、
- 必須アイテムを揃えるだけでもかなり大変・・・
このような意見もあるのではないでしょうか。
必須アイテムを揃えるだけでも費用がかかりますし、インターネット回線などは開通工事が必要となると数か月先まで予約がいっぱいなんてこともあります。
そんな中、急に環境を揃えろと言われても無理がありますよね。
そんな方におすすめなのが「コワーキングスペース」です。
コワーキングスペースでは、インターネット回線やフリーWi-Fiはもちろん、複合機、ヘッドホンやキーボード等の周辺機器のレンタルなどテレワークで必要なモノが全て揃っています。
また、仕事をする場として長時間の作業にも耐えられるよう、机や椅子、店内の雰囲気など最適な環境が整えられています。
もし、テレワーク環境を整えるのが難しい方はコワーキングスペースを探してみると良いでしょう。